終活をする

私はまだ終活を考える年齢ではありませんが、両親が終活を考える年齢になってきましたので、終活について考えました。

子育てが終わり、定年退職を迎えるとこれからの人生どう過ごそうか考えるでしょう。

定年退職後も何らかの仕事をすることも検討し、生涯現役という考えもあるかもしれません。

今は必要なくても介護が必要となる両親や義父母に有意義な時間を過ごしてもらうために終活について調べてみました。

終活とは

終活とは、死と向き合い自分らしく人生を送るための準備のことです。

年齢を重ねていけば、自身の「死」と向き合う機会が増えてきます。終活をすることで、客観的に自分の状況を把握できるでしょう。

これまでの人生を振り返り、やり残したことがないか、残された家族についてなどを考えることで、これからの余生について整理できます。

事前準備をしておくことで残された家族の負担を減らすことに繋がります。

終活に必要なこと

終活に必要な2つの方法を紹介します。

遺言書を書く

財産を子供たちに残したいと思っているのであれば遺言書を書いておきましょう。

遺言書は財産の相続や配分を明確にするためです。財産と借金がある場合はどのように配分するかも検討しておく必要があります。

相続税や分与次第でトラブルに可能性があるため、事前に回避するため、準備しておくのは必須といえます。

お墓を決める

終活で決めておくべきことの3つ目はお墓を決めておくことです。お墓選びのポイントは宗派と立地条件、設備。

公営墓地や民営墓地は宗派の指定はありませんが、宗教法人が管理する寺院墓地では宗派の制限があります。

寺院墓地を検討している場合は、自分の宗派が入れるかを確認しておきましょう。

立地条件によってはアクセスが悪く、丘に面しているとお墓参りが大変になります。駐車場やバリアフリーなど設備についても視野に入れておくことが大切です。

終活をするメリット

終活のメリットは3つあります。

1つ目は、自分の意思を家族に伝えることで、老後の生活を前向きに送れます。ただし、聞かされる側が戸惑ってしまう可能性もあるので、自身の健康状態と併せて伝えましょう。

2つ目は、残された時間を充実して過ごせます。死を人生のゴールとするなら、自分で把握することで、時間を有効活用できるはずです。

3つ目は遺産相続によるトラブルを回避できます。自分の死後、子どもたちが金銭でもめ事を起こすことを考えたくないでしょう。

生きているうちに遺言書を残しておき、相続する方法を伝えておきましょう。