年々増加する老人ホーム

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有料老人ホームも、最近ではよく街中を歩いていると施設を見かけるようになったり、入居者募集の看板やチラシ、パンフレットを目にするようにもなってきました。テレビのメディアや、インターネットでもよく老人ホームの話題が取り上げられるようにもなってきましたよね。

実際、少子高齢化が進んでいる現代では、老人ホームの需要が年々高まってきているからこそ、このように老人ホームの話題を目にするようになったんだと思います。そこで気になってくるのが、老人ホームを経営していて本当に利益があるのか、ということです。

老人ホームの必要性

どんなに好きな仕事でも、どんなに挑戦してみたい事業でも、それで経営が成り立たなければ
どうしようもありません。利益があってこその経営なので、老人ホームを設立する意義が
本当にあるのかということを、しっかりと熟知しておかねばなりません。

少々古い統計にはなりますが、2006年度から2009年度までの介護サービス、
有料老人ホームの業者数とその利益の変遷の調査結果が発表されています。
2006年までは2733社だった老人ホームは2009年になると7022社と倍以上に増え、
利益に関しても増収していることが、統計から見ても明らかです。

参考:TDB介護サービス・有料老人ホーム業実態調査 http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p101206.html

お年寄りの方が年々増えつつあるので、老人ホームに関しても
これからもどんどん増えていくことが予想されます。また、老人ホームの数が増え、
用途や目的に合わせての多様化が進むと、利用者一人一人のニーズに合わせた
老人ホームも必要になってくることでしょう。

進化する施設

また、このように有料老人ホームが増加していくと、他社との差別化を図るために
品質の向上に力を入れたり、価格調整を行う施設もおのずと増えてくるものです。

こうして業界内で切磋琢磨して競い合っていれば、老人ホームの品質も自然に高くなり、
利用者のニーズに合った満足の出来る素敵な老人ホームになるのではないかと思います。
今後の老人ホームの変遷が、とても楽しみになってきますよね。

数年後、数十年後には、また新しい介護サービスが誕生しているかもしれませんし、
統計に関しても今よりも更に大きな変化が表れているのかもしれません。

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