介護学校で学んで今の私がいる

私が「上智社会福祉専門学校」に進学してからは、主に介護福祉士に関する勉強を中心に学びました。国家試験ともされる介護福祉士は、介護職が注目されている現代では、取得者も増えつつあると聞いています。また、この資格の勉強をすることで、介護職という仕事に現実味を感じることが出来るようになりました。

介護学校で学んだこと

勉強をする前は漠然と感じていた、お年寄りのお世話の仕方や介護職に携わる者としての意識。そして、何よりも相手を思いやる心。その基礎全て、この勉強の中で学べたのだと思います。実際に専門的な知識を交えて勉強をしてみると、分からないこと、初めて知ることの連続です。相手の要望全てを聞くのではなく、相手の気持ちと体調を思いやりながら、ゆとりを持って、温かく接することが何よりも大事なんだと知りました。

私が学校で学んだことは、数え切れないほどです。また、私の学校では手話によるコミュニケーションも学びました。

お年寄りの中には、耳が遠い方もいらっしゃいます。そんな方でも日常生活の中で不自由がないように、そして楽しくコミュニケーションが取れるようにと、手話によるコミュニケーションのカリキュラムを設けていたんです。手話を覚えるのは最初は大変でしたが、覚えてみると楽しくて、学校の友達と練習がてらに手話で会話をしたりもしました。

上智大学生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム

実際、学校の友達も同じ寮に住んでたので(階が違うだけでした)、プライベートでも良く遊んでましたね。進学した上智社会福祉専門学校の母体は上智大学なので、上智大の学寮に住めたのはラッキーでした。家賃が安くて学校からの距離も近く、通学費も必要無かったので生活費を抑えることができました。

学校での経験を活かして

現在では、それらの知識を活かして、私は老人ホームで高齢者の方々の身体介護等をしています。

仕事はとてもハードですが、とてもやりがいのある仕事です。時には臨機応変な対応が必要になったり、思わぬ事態に遭遇して慌ててしまったりと毎日がとても慌しい日々ですが、これらの経験は、自分が老人ホームを経営するためには必要な経験だと思って頑張っています。

介護職の仕事は、介護の勉強を始めることから始まると、私は思います。いらない科目なんてありません。カリキュラムで学ぶこと一つ一つを学んでいくことが、立派な介護士になる要因です。

line