有料老人ホームの経営には、専門の栄養士を職員として雇う必要があるので、毎日とっても美味しくて栄養のある食事を堪能することが出来るんですよ。健康的な食事は健康的な生活の第一歩です。それに、元気な体になるためには、栄養価のとれた食事は必要不可欠なもの。

食事の注意点

しかし、栄養価の取れた食事ならば何でも良いというわけではありません。どんなに栄養がある食事とは言っても、美味しくなければ食べたくもないですし、味にも香りにも量にも注意を払って提供をしなくてはいけません。

また、老人ホームでは歯があまり強くなくて、硬いものが食べられない方がよくいらっしゃいます。入れ歯を使用されている方も少なくはないので、顎や歯に負担の掛けない食事を作ることを心がけることも大事なことですね。

持病があるかないか

また、我々介護職員が食事に関して特に注意しなければならないことがあります。それは、相手が糖尿病や高血圧などの症状を患っていた場合です。この方々は、食事やおやつに関しては気をつけなければならないことが数多くあります。

例えば、糖尿病の方が甘いお菓子を毎日たくさん食べていれば危険ですし、高血圧の方が醤油や塩を過度に使用していれば止めなくてはなりません。相手のすることなすことを全て許容するのではなく、相手の健康を第一に考えて、時には止めに入ることも介護職の義務でもあります。